自分でマットレスの引っ越しをするときの運び方のコツ
突然ですが、あなたは
マットレスの材質によってはかなりの重量になることもあるため、運ぶときはかならず複数人の人手を確保しましょう。
できれば男性が複数いると安心して運ぶことが出来ます。一人で運ぶのは困難なうえに危険です。
マットレスを運ぶときはベッドの上に敷いていた状態ではなく、横向きに寝かせた状態(ベッドに敷いたときの側面を上にした状態)で運ぶのが基本です。
ダブル以上の大きなサイズの場合はこのままでないと階段やドアを通れません。
シングルのような比較的小型のものであれば、「横向きに寝かせた状態」のままさらに立て持つことでより運びやすくなります。 マットレスは木製やプラスチック製の家具・家電と異なり柔らかいため、比較的安全に運ぶことができます。しかし角を壁にぶつけたり強くこすったりすると壁紙が剥がれる・傷がつくなどのおそれがあるため、他の荷物と同様、ぶつけないための注意や梱包、養生が必要です。
マットレスを運ぶ前には
メジャー等を使い、マットレスのサイズ(縦・横・高さ)を測ります。買った際の説明書や保証書が残っている場合はそこに記載されていることが多いため、確認してみてください。 次にマットレスを運ぶときに通るルートのサイズを測ります。ルートとはすなわち、部屋のドア・廊下の幅と高さ・階段の幅と高さ・玄関ドアなどです。こちらもマットレス同様メジャーを使って計測し、数字を控えておきましょう。 最後にマットレスと移動ルートのサイズを照らし合わせ、スペース的な余裕を持って運べるかどうかを判断します。マットレスの各辺のサイズ+20cm程度の余裕があれば、比較的余裕を持って運ぶことができます。廊下やドアの高さによっては、マットレスを運ぶときの持ち方(どの面を上にするか)を工夫する必要が出てきます。
マットレスの梱包には
マットレスの表面は滑りやすいため、グリップ力の強い軍手を用意します。手のひらに滑り止めが付いている一般的なタイプでも問題ありません。さらに安定性や運びやすさを重視するなら、手袋全体が厚い滑り止めゴムで覆われたプロ仕様の軍手がおすすめです。普通の軍手と同じようにホームセンターやスーパーで購入できます。
屋外でマットレスを運ぶときには台車があると便利です。家になければホームセンターで借りられることがあるため、他の必要品を購入する際に一緒に聞いてみるといいでしょう。
ここでは先ほどご紹介した梱包材を使った梱包の仕方をそれぞれ解説します。
要らない毛布や毛布と同じくらいの厚みの布を用意し、マットレスを巻いて紐で縛って固定します。 この方法には梱包材を購入する必要がなく、片付けも楽であるというメリットがあります。 その半面デメリットとしては、毛布の表面は滑りやすいため運んでいる最中に中身がずれたり、古い毛布を使った場合はマットレスの表面が汚れてしまうことなどが挙げられます。
はじめに触れたとおり、基本は「横向きに寝かせて」運ぶのがコツです。
廊下や階段を曲がるときや、幅が狭い・高さが低い場所を通るときなどは一度止まってマットレスを下ろし、向きを変えます。 階段を通過する際には登るときも降りるときも一気に通過しようとせず、一段ずつしっかりと足元を確かめながら通過してください。足を滑らせないためにはとても大切なことです。
重い物では20kgを超えるマットレスを運ぶときは、なによりも腰を痛めないように注意が必要です。
持ち上げるときには必ず膝を曲げて腰(重心)を落とし、腰だけの力ではなく膝のバネも使って持ち上げることを意識してください。 また運び終わった後には腰を冷やしたり湿布を貼ったりと、その後の引越し作業に支障をきたさないためにもアフターケアをしておきましょう。 万が一ぎっくり腰など腰を痛めてしまったら、すぐに作業を中断して病院に行ってください。ぎっくり腰の場合は数日の安静が必要になりますので、必然的にその後の引越し作業は一切できなくなってしまいます。また少しして痛みが和らいだとしても腰のダメージが回復しきったわけではないので、絶対に作業は再開しないでください。
- 引越しで自分でマットレスを運ぶ方法が知りたい
- マットレスを運ぶときのコツが知りたい
- どんなことに注意すればいい?
自分でマットレスを運ぶ方法
マットレスの材質によってはかなりの重量になることもあるため、運ぶときはかならず複数人の人手を確保しましょう。
できれば男性が複数いると安心して運ぶことが出来ます。一人で運ぶのは困難なうえに危険です。
マットレスを運ぶときはベッドの上に敷いていた状態ではなく、横向きに寝かせた状態(ベッドに敷いたときの側面を上にした状態)で運ぶのが基本です。
ダブル以上の大きなサイズの場合はこのままでないと階段やドアを通れません。
シングルのような比較的小型のものであれば、「横向きに寝かせた状態」のままさらに立て持つことでより運びやすくなります。 マットレスは木製やプラスチック製の家具・家電と異なり柔らかいため、比較的安全に運ぶことができます。しかし角を壁にぶつけたり強くこすったりすると壁紙が剥がれる・傷がつくなどのおそれがあるため、他の荷物と同様、ぶつけないための注意や梱包、養生が必要です。
運ぶ前の準備
マットレスを運ぶ前には
- マットレスを運ぶ移動経路の確保
- 運ぶときに使う道具などの用意
- マットレス本体の梱包
1.移動ルートの確認・確保
マットレスのサイズ・ドアや階段のサイズを把握する
メジャー等を使い、マットレスのサイズ(縦・横・高さ)を測ります。買った際の説明書や保証書が残っている場合はそこに記載されていることが多いため、確認してみてください。 次にマットレスを運ぶときに通るルートのサイズを測ります。ルートとはすなわち、部屋のドア・廊下の幅と高さ・階段の幅と高さ・玄関ドアなどです。こちらもマットレス同様メジャーを使って計測し、数字を控えておきましょう。 最後にマットレスと移動ルートのサイズを照らし合わせ、スペース的な余裕を持って運べるかどうかを判断します。マットレスの各辺のサイズ+20cm程度の余裕があれば、比較的余裕を持って運ぶことができます。廊下やドアの高さによっては、マットレスを運ぶときの持ち方(どの面を上にするか)を工夫する必要が出てきます。
移動経路の確保
マットレスを運ぶルート上のドアはすべて開け(外せる場合は外しておく)、置いてあるものはすべて退けておきます。窓から出し入れをする場合は窓も外しておくといいでしょう。 マットレスは柔らかいものですが、念のため廊下の角や階段の角など、ぶつかるおそれのある場所はダンボール等でカバーしておきましょう。2.準備するもの
梱包材
マットレスの梱包には
- エアパッキン(いわゆる「プチプチ」)
- ラップ(幅の広いもの)
- 要らない毛布+紐
グリップの強い軍手
マットレスの表面は滑りやすいため、グリップ力の強い軍手を用意します。手のひらに滑り止めが付いている一般的なタイプでも問題ありません。さらに安定性や運びやすさを重視するなら、手袋全体が厚い滑り止めゴムで覆われたプロ仕様の軍手がおすすめです。普通の軍手と同じようにホームセンターやスーパーで購入できます。
台車
屋外でマットレスを運ぶときには台車があると便利です。家になければホームセンターで借りられることがあるため、他の必要品を購入する際に一緒に聞いてみるといいでしょう。
3.マットレスの梱包
ここでは先ほどご紹介した梱包材を使った梱包の仕方をそれぞれ解説します。
エアパッキン(プチプチ)
数メートル単位のロールで売られているものを使用します。 マットレス全体にしっかりと巻きつけてガムテープで留めます。さらにダンボールや雑誌を縛るときのように、マットレスに紐をかけて「持ち手」を作ることで、さらに運びやすくなります。ラップ
ホームセンターにある「梱包用のラップ」を使用します。キッチン用でも問題はありませんが量が足りません。 ラップを巻くときは適当にぐるぐる巻きにするのではなく、- マットレスの縦に巻く
- 次はマットレスを横にして巻く
- 角に巻く
毛布+紐
要らない毛布や毛布と同じくらいの厚みの布を用意し、マットレスを巻いて紐で縛って固定します。 この方法には梱包材を購入する必要がなく、片付けも楽であるというメリットがあります。 その半面デメリットとしては、毛布の表面は滑りやすいため運んでいる最中に中身がずれたり、古い毛布を使った場合はマットレスの表面が汚れてしまうことなどが挙げられます。
運び方のコツ
はじめに触れたとおり、基本は「横向きに寝かせて」運ぶのがコツです。
廊下や階段を曲がるときや、幅が狭い・高さが低い場所を通るときなどは一度止まってマットレスを下ろし、向きを変えます。 階段を通過する際には登るときも降りるときも一気に通過しようとせず、一段ずつしっかりと足元を確かめながら通過してください。足を滑らせないためにはとても大切なことです。
マットレスを運ぶときの注意
重い物では20kgを超えるマットレスを運ぶときは、なによりも腰を痛めないように注意が必要です。
持ち上げるときには必ず膝を曲げて腰(重心)を落とし、腰だけの力ではなく膝のバネも使って持ち上げることを意識してください。 また運び終わった後には腰を冷やしたり湿布を貼ったりと、その後の引越し作業に支障をきたさないためにもアフターケアをしておきましょう。 万が一ぎっくり腰など腰を痛めてしまったら、すぐに作業を中断して病院に行ってください。ぎっくり腰の場合は数日の安静が必要になりますので、必然的にその後の引越し作業は一切できなくなってしまいます。また少しして痛みが和らいだとしても腰のダメージが回復しきったわけではないので、絶対に作業は再開しないでください。